記事の執筆で意識したいのは、読み手の存在です。
「この記事には読者がいる」という意識をもって、記事の可読性をあげていく工夫をする。
それが読まれる記事を書くのに必要なのですが、「読者の存在の意識」や、「可読性を上げる工夫が必要」ってのはわかっていてもできないんですよね。
ということで今回はそのへんのやり方について書いていきます。
可読性とは
「可読性」とは、”文章の読みやすさ”のことです。
最近の傾向として、「情報の詰まった記事」や「文字数が多い記事」よりも、「読みやす記事」がユーザーに好まれます。
「文字のみで10,000文字書いてある記事」と「2,000文字だけど画像もふんだんに使った記事」があったら、後者のほうが読まれやすかったりもします。
文字だけよりも画像を使っているほうが、読んだ人には伝わりやすいですからね。
なので、記事を書くときはこの「可読性」を意識するってのも大事だったりします。
可読性を上げるなら「記事のバランス」を考える
記事を構成するのは、大きく3つ。
・タイトル
・内容
可読性を上げるには、まずこの3つの「バランスが取れているか」ってところを考えるといいと思います。
とくにバランスを壊しやすいのは「タイトル」です。
サムネイルは記事への”愛”
サムネイルは記事の顔。
適当につけていると、筆者の「記事に対する愛情」が見透かされます。
フリー素材を使うのもいいですが、できることなら「オリジナル画像」を使いたいところですね。
もちろん、「自分で作る」ことを意識しすぎると、本分である記事更新の頻度が落ちると思いますので、ほどほどに。
タイトルで熱を上げすぎない
文字数が短い分、語気が強い単語を使ってしまい、内容やサムネイルとのアンマッチを起こしやすいのがここ。
ここでバランス崩壊を起こしてしまうと、読者の熱が一気に冷めます。
過剰なあおりを控えて、記事内容を的確にとらえるタイトル付けが必要になるんですよね。
私もよく使ってしまう「〇〇の方法」とか「〇〇の作り方」とかは、オーソドックスな分、使う人が多いので埋もれてしまうかも。
少しずらしたタイトル付けが必要なんですよね。
内容を煽りすぎるのはNG
記事を書くのに慣れてない状態で、「見ないと人生損する」とか「みんなやってる」とか、主語を大きくして煽り倒すのは危険です。
稼いでないのに「〇千万稼ぎました」とかの嘘もよくない。
真実だけを書けばいいってわけでもありませんが、ビジネスにする以上、嘘をつくと「詐欺」になります。ブログは誰にでもチャレンジできる分、そういう意識が薄れている人が多いです。
それに、内容が熱すぎる記事ってのも可読性を下げるので、続けていきたいならちゃんと意識して取り組むことをオススメします。
フレームワークを取り入れる
可読性を上げるために一番取り入れたいのは、フレームワークをおぼえること。
私がオススメするのは「PREP法」です。
「PREP法」とは、結論から始まり、理由→具体例→結論へと繋げていく話法のことで、記事の執筆に非常に向いたフレームワークになります。
詳細は下記記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
要点をまとめて良い記事に
バランスが取れた良い記事をつくるには、自分の中で型を作ると楽です。
そのためには何度も記事を書いて、改善しながら考え続ける必要があります。
自分ひとりで続けるのは根性がいりますので、Twitterとかでブロガー同士のつながりを持ってもいいかもしれませんね。
あとは、ブロガーが集まるイベントなどに顔を出したり、noteのサークルや有料サロンに加入するのもアリだと思います。
といっても、他人のペースに合わせていると続かないことも多いので、自分が続けられるような工夫をしながら取り組むことをおすすめします。