『ブログ記事の外注化』ですが、使いこなすととても便利です。
自分が記事に費やしてた時間を他の事に費やせますし、なにより自分の中にない知識でも記事化できるので、作業の幅が広がります。
最近は個人でも、クラウドソーシングサービスを使えば簡単に依頼できるようにもなっているので、とてもありがたいですね。
ぼちぼちと何年間か外注していましたが、最近記事外注としての取引案件が140件を越えたので、その経験を基に「ブログ記事の外注相場やどうすれば品質の高い記事を書いてもらえるのか」とかを解説したいと思います。
『ブログ記事の外注化』が気になる人はぜひご覧ください。
私が使ってるサービスと外注化を始めた理由
私が使ってるのはクラウドワークスです。
そこでは、評価、実績やプロジェクト完了率が見えるのですが、先日140件を突破。
記事数にすると、300記事を越えていると思います。
ありがたいことに評価も☆5つと好評いただいております。
そして、私がブログ記事を外注化するようになった理由としては、”記事に費やす時間確保が難しくなったから”というのが大きなところです。
もともと”記事を書く”ということがそこまで得意じゃないので、「じゃあ外注してみよっかな」って感じで初めてみました。
最初のうちはこちらの意図が伝わらず、不快にさせてしまうライターさんも少なくなかったと思います。
ただ、考えを改めて、試行錯誤した結果、良いライターさんに巡り合えるようになったので、今回は備忘録もかねて外注化するときの注意点やコツを書いていきます。
外注化した記事でもアクセス数は集められる?
答えはYES。
私が運営するサイトのひとつに、8割ほど外注記事で作ったものがありますが、しっかりと集客できています。
直近1年だとこんな感じ。
大きくは伸びてはいませんが、まあまあ安定したアクセスを集められていると思っています。
この2か月くらいで、SNS運用を本格化したり記事内容をリライトしたりしてますので、またじわじわとPVが上がってきているのですが、現時点でこのサイトの収益は月約3万円。
毎月1万円ほど記事の外注に当ててますが、2万円くらいは利益が出ています。
約80,000PV中10,000PVを占めるこちらの記事も、外注にて依頼させていただいた記事です。
これを見ても、『集客できる記事は記事の内容次第である』ってことがわかると思います。
ブログ記事の外注化の注意点
はじめに注意点から書きます。
私が気をつけている注意点としては、
- 記事の目的を決める
- こちらの思いを丁寧に伝える
- しっかりとした意思を持つ
- ライターさんに敬意を持つ
この4つです。
それぞれ簡単に解説します。
記事の目的を決める
はじめのころに記事を外注化してるとたまにあったのが、「納品してもらったはいいけど使えないな」っていう状況です。
その時はいいなと思って納品完了しても、あとあと考えると別にいらないなってなる。
これの対策としては、「書いてもらった記事をどう使うかを明確にしておく」こと。
目的があれば、必ず必要になるので、「やっぱいらないな」という状況をある程度回避できるようになるはずです。
なんとなく売れそうなキーワードを選んで書いてもらっていると、「やっぱいらない記事」ができてしまうので、依頼する記事にはしっかりと目的を設定しておきましょう。
こちらの理想を丁寧に伝える
ライターさんも人間なので、「全部任せます」だと困ります。
困らなくても、自分の理想とかけ離れたものが出てくることも多いです。
意識合わせしていないから当たり前ですね。
だから、こちらの理想は懇切丁寧に伝えましょう。
こちらの理想がライターさんに伝われば伝わるほど、自分が納得できる記事が仕上がりますし、ライターさんの負担も減ります。
どちらもWin-Winなので、「理想を丁寧に伝えること」は必ず意識しておきましょう。
しっかりとした意思を持つ
これ、意外と大事で、ライターさんによってはアドバイスや要望を出してくれる方がいます。
もちろんすべて却下するのではなく、内容次第ではあるのですが、割と「マジで?」ってなることも多いんですよね。
そういったときに、しっかりと断るためにも、こちらはしっかりとした”意思”をもっておく。
なあなあでやってると外注費用が掛かりすぎたり、調整や作業に忙殺されたりもするので気を付けましょう。
ライターさんに敬意を持つ
これは前提ではあるのですが、外注されてる方で悪い人はいます。
「初心者だから」「この案件は学べるから」「予算がないから」という理由でスキルを安値で買い叩いたり、「記事を納品したら連絡がなくなった」なんてのも耳にしたりします。
この辺は少数ではあるので、ライターさん側としては事前に評価や案件詳細を確認することで防げます。
つまり、発注者は評価システムの重要性を理解して、ライターさんに対して敬意を持たないと、仕事を受けてくれなくなるわけです。
ブラック企業が人を集められなくなる理由と同じです。
なので、必ずライターさんには敬意をもって接するようにしましょう。
蔑ろにしてるとしっぺ返しくらいますよ。
記事の品質を上げるコツ
ということで、記事の品質を上げるコツについて解説していきます。
さっきの注意点と被るところはありますが、もっと具体的に書いていますので、どうぞご覧ください。
依頼内容は詳細を
依頼内容を詳しく書けば書くほど、「読解力のあるライターさん」が集まります。
また、応募の段階でこちらの理想への認識を合わせることもできるのでトラブル防止にもなる。
依頼内容は詳しく書けば書くほど、発注側もライターさん側も楽になるのです。
ポイントとしては、
- 募集する記事の内容や方向性、構成など
- 納期や納品形式
- 注意点等
などを書いておくといいですね。
こういうのをテンプレート化しておくことで、依頼をかける時間を減らすことができますので、ぜひ作りこんでテンプレート化してみてください。
私が昔使ってたテンプレートでよければ、下記noteで外注時の依頼の書き方とともに公開していますので、よろしければどうぞ。
連絡は極力早く
レスは極力早く返しましょう。
遅いとライターさんが困ります。
そして、その時に「ライターさん側のレスの速度」も見ておきましょう。
『自分の許容できる返信速度であるか』
これ、ズレがあるとストレスになるのでしっかりと見極めておくことをおすすめします。
ライターさんを困らせない
記事を執筆してもらうにあたって、『ライターさんを困らせない』ってのはかなり重要です。
ライターさんが困れば、そのまま評価に直結しますし、記事が納品される頻度やクオリティが落ちていきます。
人は満足度が低いとモチベーションが維持できないからですね。
だから、できるだけライターさんが困る要素は排除しておきましょう。
具体的には
- 記事はどういう構成で書くのか
- タイトルは決めるのか
- 誰に向けて書くのか
- 何を伝えたい記事なのか
- どこまで書くのか
- 文字数や単価は?
- 納品形式は?
とかです。
この辺は外注を続けていく際に、ライターさんからいただいた質問を反映させていく必要があります。
納期のエンドは必ず決めておく
これも多いのですが、人は「いつでもいい」や「急がない」と言われたら優先度が消えます。
低くなるとかじゃなくて、消えます。納品されなくなります。
そして、自分から言った手前、催促するのも気が引けるようになる。
これもストレスになり得ますので、必ず納期のエンドを決めておきましょう。
その際、「1週間後までには」「来月初めには」といったあいまいな表現もやめておくとトラブルを防げます。
『日にちを明確にする』
外注化では、これもかなり大事です。
ブログ記事の相場を知る
これも大事です。
ブログ記事を外注化するにあたって、記事の相場価格を知っておく必要があります。
相場より低いと人は集まりません。
高いと人は集まりますが、その分財布へのダメージは大きいです。
もちろんコストを高くするとしっかりとしたライターさんからの募集が来る可能性が上がるので、そこは財布と相談してくださいね。
相場的には『1文字=1円』と言われてますが、私の場合は文字で価格を決めていません。
文字数で価格を決めるとどうしても文字数稼ぎをしてしまうライターさんが多いので、そこは含みを持たせています。
先ほど紹介したnoteで詳細を記載してますので、ここでは割愛します。
ジャンルや内容によって大きく変わるので、自分の必要な記事ジャンルに応じた相場を探してみてください。
単価を抑えるコツ
記事単価を下抑える方法はあります。
これをがっつり書くとライターさんから怒られそうなので、簡単に。
コツとしては
- スキルを問わない内容であること
- 興味を持つ人が多いジャンルであること
- 時間単価を上げられること
の3つです。
この辺はまたの機会に解説します。
実際に外注化してみる
ということで、実際に外注してみましょう!
クラウドワークスでの外注依頼のやり方については、下記記事に別途用意していますので、ぜひご参照ください。
さいごに
ということで、ブログ記事外注化の注意点やコツについて解説させていただきました。
ライターさんとしては生命線でもある記事単価ですが、このやり方をみれば『記事単価を上げる方法』もなんとなくわかるかと思います。
あくまでも今回のブログ記事外注化の観点としては、
- できるだけテンプレート化し
- コストを抑えられる方法を考え
た結果なので、汎用性は高いと思います。
この外注化、もっと詳細が知りたい方は、私のnoteをぜひご覧ください。
今回もご覧いただきありがとうございました。